いやー、ホントに忙しいです、仕事。
先週の土日も休めなかったので、さすがに疲れてきました。
なので、今日は代休を取得。
でも、ガンガン送られてくるメールと電話。
結局、休めなかったなー。
むしろ気疲れしちゃった。
一方、ヨメは掃除機を何にするか、心を決めたらしい。
以前の記事『ああ掃除機よ。ダニを吸ってくれよ。』でも話題に上げた『ミーレ』社の『cat and dog』という機種に決めたようです。
▲コレです。赤がカワイイ。
コレにオプションの「HPEAフィルター」を付けて、ナイスダニ対策!
なんとヨメが勤めている会社は、この製品の取引ができるパスがあるらしい。
ということで、安く買えそうかな、と思って値段を聞いてみると、ネットで調べた他の店の方が安いみたい。
まあ、安い買物ではないので、あとは「ふんぎり」待ちです。
でも、ボクら夫婦は、この「ふんぎり」がどうしようもなく苦手なんですよね。
さあ、ふんぎれ! ふんぎるのだ!
早ければ今週の末にふんぎるのだ!
いや、ムリせず今月末にでも、ふんぎるのだ!
月別アーカイブ: 8月 2009
予備知識なく読むのがオススメ。『アルファオメガ』感想
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ΑΩ(アルファ・オメガ)―超空想科学怪奇譚 (角川ホラー文庫) 角川書店 2004-03 by G-Tools |
図書館にふと立ち寄った際ふと目に付いた、異彩を放っていたので思わず借りてしまいました。
というわけで何の前知識もなく読んだのですが、たいへん面白かった!
興奮冷めやらず、だったため、他の人はどんな感想を持っているだろうと、書評ページを検索しまくりました。
すると軽くネタバレしているページも多かったので、先に本書を読んでよかったな、と。
私にとって何がネタバレかというと、この作品、実はコメディ要素が満載なのです。
導入は、飛行機事故被害者のグロテスクな描写で始まり、その後はガラリと舞台が変わり人間とは全く違う概念の宇宙生命体『一族』のひとり『ガ』による切ない世界が描かれます。
ここまで読んだときは、壮大で切ない物語を期待して読み進めていたのです。
ところが、諸星はやとが『ガ』と合体したあたりから様子が変わりました。
「ジョワッ」とか「ヘアッ」とか言い出したんです。
ウルトラマンじゃん! これ!
大爆笑してしまいました。
おそらく、そういう展開になるとは知らなかっただけに、衝撃的でした。
主人公の名字が『諸星』である時点で気付くべきでした。
他にもjojoネタやたぶん寄生獣を元にしたんだろうな、と思われるネタも満載。
あと、敵方の名前もふざけてるとしか思えないセンス。
マイケル黒田とかリチャード青木とか。
とはいえ一方で、そういう『超人』や怪物たちが暴れることによって、無残に殺されていく人間たちをグロテスクに表現していたり。
主人公以外で、唯一のヒーロー唐松さんも、主人公が発した放射能?を浴びたせいで、その後の人生が大変になったような描写もあり。
また、最後の最後で『ガ』の本当の名前が明かされた時に「あ! アレを書いた人か!」と気づきました。
元々ホラー+SFの人なのね。
そのように大変にふざけていた物語ですが、最後のシーンは、大変切なく美しく終わって行きます。
おそらく元ネタを全く知らない人が読んでも楽しめると思います。
(まあ、「ウルトラマン」や「JOJO」を知らない人が、本書を手に取るとは思いませんが)
冒頭の『一族』の部分だけでも読む価値有りです。
この部分はちょっとSF色が強いですが。
お気に入り度=☆☆☆☆☆
文体に斬新さはないものの、過不足ない表現によるエンターテイメントでした。
変に情緒があふれ過ぎてる文章より、よっぽど巧いし、気持ちよい文体です。
他の作品も読むことにします。
楽しんだけど、是と言えない。『女王様と私』感想
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女王様と私 角川書店 2005-08-31 by G-Tools |
どんでん返しモノで『物語に裏切られたい』という気持ちが沸いてきて、「ならば歌野 晶午作品を読もう」なんて本書を手に取りました。
表紙も可愛かったし。
歌野 晶午作品を読む時は、著者本人がそう望んでいるかどうかは別として、そういう期待を抱かざるを得ません。
ストーリーはざっくり言うと、
オタクである主人公が美少女に翻弄されているうちに、大変なことに巻き込まれていく、
という、ちょっとベタなストーリーなのです。
が、随所に期待していた『裏切り』が散りばめられており、飽きさせません。
だったはずなのですが……。
=========以下、重大なネタバレ含みます。=========
ネット上でもラストについては、賛否両論(否が多い)ありましたが、自分も是とは言えません。
実はこの物語の大部分は主人公の妄想なのです。
現実と現実に挟まれた妄想。
少女たちとの楽しいやりとりや、ヒーロー的行動も全て妄想なのでした。
夢オチみたいなものですが、でも、私はそのこと自体に否定的になっているわけではありません。
私が気になっているのは、その妄想の部分で決着がついていない、という点なのです。
正確に言うと『謎』という点では決着は付いているのですが、主人公がピンチを切り抜けていないんです。
そこが非常に納得いかなかったのです。
『全ては作り話でした』というオチを持ってくるなら、作り話の部分は完全に決着をつけるべきだと思うのですよ。
そうしないと、本当に「何でもアリ」になっちゃいますから。
そもそも小説なんて妄想そのものではありますが、だからこそ決着が必要なのです。
お気に入り度=☆☆☆
否定的なことを書いてしまいましたが、リーダビリティは高いし、登場人物たちのやり取りを楽んだり萌えたり(?)できると思います。
真犯人の母親の言い草とか、ひどすぎて最高です。
帰る前に少しだけ神戸をぶらり。
深夜作業が予定よりかなり早く終わって、チェックアウトまで少しだけ休めました。
で、前もって買っておいた新幹線の発車時刻まで少しだけ時間があったので、おみやげをゆっくり買おうと思いぶらぶらとしながら、ふと地図を見て気づく。
港、けっこう近いんじゃない?
大きな地図で見る
▲大丸に行った時に気付きました。
そもそも海浜幕張に住もうと思ったのも「海が見えるから」というほど海を眺めるのが好きな石之介としては、一瞬でもいいから港に行きたい、という衝動に負けて、小走りで向かいます。
南へ。
▲着きました。
神戸の歴史についての知識はまったくないので、よくわからないですが「メリケンパーク」に着きました。
メリケン?
アメリケン? American?
▲港から見る神戸の街。
もっと良い写真撮れるところありそうだったけど、時間がなかったのでごカンベン。
時間がない中で、港まで来れたので満足。
ということで、急いでおみやげを買います。
神戸と言えば、やはりスイーツだ。
最近、仕事が忙しいので、子供の世話を押し付けてしまっているから、せめてナイスなおみやげを買っていきたい。
ということで選んだのがこの2店。
ケーキハウス ツマガリ
TOOTH TOOTH
焼き菓子とクッキーを買いましたよ。
で、三宮駅から新幹線が止まる新神戸駅へ移動。
さあ、後は帰るだけだ。
そうなれば、もちろん駅弁を買う以外ありませぬ。
神戸にいる間は温かいものを食べてなかったので、選んだのがコレ。
▲黒毛和牛 神戸 すき焼き弁当。
なんと弁当なのに温かいのです。
正直、弁当って雰囲気で食べるものだから、味的にはそれほど期待してなかったのですが、美味しかった!
観光はほとんど出来なかったけど、良い思い出できました。
夏が忙しい仕事をやっています@神戸
今年も例年通り、忙しい8月となっております石之介です。
私ども通信インフラ系SEにとって、8月は特に忙しいのです。
水道とか電気など生活インフラと同じで、通信インフラも「いつも普通に使えて当たり前」と思われているので、普段はあまり止めたりできません。
でも、8月は夏休みがあるので、通信インフラを止めることが出来て、大きな作業を行うビッグチャンス!
ということで、必然的に8月が忙しくなってしまう、と言うワケなのです。
そんなこんなで(?)、私は現在神戸に来ています。
もちろん仕事です。
3日間滞在です。
でも、深夜作業なので、神戸の街を満喫することもなく帰京することになりそう。
せめておいしいご飯だけでも!と思って、徹夜明けに街をウロウロしてみたものの、神戸にはオッサンが一人で入れるような店がない!
ビックリするほどない!
さすがオシャレタウン・神戸。
ヨメが一緒にいれば入ってみたい良い感じのカフェとかはたくさんあるけど、吉野家的スピード&イージーを求めるオッサンニーズは完全に無視されております。
でもせっかくなので、気恥ずかしさと徹夜明けの汗臭さを極力隠して、評判が良いらしいパン屋さんに突入です。
(あらかじめインターネットで検索していきました)
ブランジェリー コム シノワさんです。
たくさんの種類のかわいいパンがたくさんあって、一人で来るのがもったいない。
ヨメとデートで来るべきだ、ココは。
店の奥にも良い感じのレストランスペースがあったのですが、ひとりで食べていく勇気もなく
「お持ち帰りですか?」
「持ち帰りです」
ってなことでホテルに帰還。
△ホテルの薄明かりとiPhoneの画質だと伝わりづらいかもしれませんが、超おいしそう。クロワッサン、こんなの初めて~。
ツルリペロリと食べてしまいました。
家族で来たかったなー、神戸。
おなじみ!葛西臨海公園。
夏になると、息子と海に行きたい!という気持ちが止まりません。
でも、残念ながら今年は、どんよりとした天気が続いています。
「海、行けないね」
「じゃ、水族館行く」
という流れで、水族館に行くことになりました。
息子は魚が大好きなので、何かって言うとすぐ水族館に行きたがります。
行くのはもちろん葛西臨海水族園です。
月1回くらいのペースで行っているので正直すこし飽きちゃってますが、
安いし、近いし、広いのでつい行っちゃいます。
車の中では、息子のリクエストにより、レミオロメンの「スタンドバイミー」だけをヘビーローテーション。
ここ数日、なぜかこの歌にどハマリの息子なのです。
▲ちなみに息子は「楽しいのと悲しいのが混ざってる歌」と命名しています。どういうこと?
葛西臨海水族園に着くと、入り口に大きい氷が設置されていました。
夏だねぇ〜。
▲特に何の説明もなくゴロンと置かれていて、ちょっとシュール。
他にも、期間限定で『昆虫園』という特別展示も催されています。
これには、息子も大喜び。
▲左はコオロギの模型です。大きすぎてちょっと気持ち悪いかも。
展示場には男の子が大好きなカブトムシたち。魚そっちのけで夢中です。
水族館の中では、珍しいモノに触れる水槽が設置されていました。
▲「タッチンフィーリン」! Touch&Feelingってことかな。
ブルース・リーの名言「Don’t Think. Feel!(考えるな、感じろ!)」を思い出してしまいますね(?)
▲息子がサメにタッチンフィーリン!
エイは「しっぽの毒がささる!」と言って怖がっていたので、私めがタッチンフィーリンです。
サメは目の粗いヤスリみたいなザラザラした感触で、エイはヌルーンとしてて気持ちよかったです。
すっかり満足して水族館を出てみると、目の前に、葛西臨海公園をぐるりと回る「パークトレイン」がちょうど到着していました。
▲ホント言うと、この後石之介は深夜の仕事が控えているので、早めに帰って睡眠を取りたかったんですが、「乗る!」と言って聞かない息子。
ということで、せっかくなのでライドオン!
▲乗るのは今回が初めてです。
これまでは「乗ろうかな、でも今日はいいか」なんて乗り逃してたんですね。
風が気持ちいい〜。乗って良かった。
海も見えてきて、最高です。
と思ってたら、海沿いに謎の集団が。ムムッ。何かな。
▲アイドルかなにかの撮影会っぽいです。
アイドルっぽい人は、ひとりではなく数人いたみたいで、こんな集団が5〜6個ありました。
でも、まったく興味のなさそうな息子。
▲降りた後も名残惜しそうに、触ってました。
男の子は好きね、電車。(ホントはコレ、車だけど)
てなワケで、何回も行っているはずの葛西臨海公園を満喫してきました、というお話でした。
楽しかったけど、次こそは海に行くぞ!
洗濯機が燃えました。最後。
まさかの「洗濯機が燃えました」事件から半月経ちました。
※過去の経緯はこちらです。
洗濯機が燃えました。そして、ヨメが男前でした。
洗濯機が燃えました。続き。
上記の後に、メーカーの本社の方や工場で研究している方が来てくれて、謝罪してくれました。
併せて「原因について」や保証の話をしたり。
(それにしても親の世代の方々に頭を下げられる、というのは逆に申し訳ない気分になっちゃいました)
これが先週の話です。
そして今週、部材も揃ったということでついに我が家の補修工事が始まりました。
と思ったら、あっという間に終わりました。
すごいな、職人さんは。
焼け跡もすっかりなくなったし、洗濯機も新しくなったし、むしろ前よりキレイになったくらい。
他にも焼けた服や小物も全額保証してくれたりで、迅速で満足いく対応でした。
ちょっとこのメーカーが好きになりました。
そんなことを言っていると「お前は甘いなー」とかほうぼうで言われます。
でも、「アフターケアが良い」というのは「壊れない」と同じくらい重要なことだと思うのです。
というのも、いちおう私もエンジニアのはしくれでありますので、「故障率や作業ミスをゼロにする」ということがどれほど不可能に近いことか
日々肌で感じているんです。
実際、企業のネットワークで使われている機器なんかは、1台数千万とかする機器で故障率0.001%みたいなものでさえ、故障した時の為にもう1台買ってほとんど使わないのに動かしておいたりするんですよ。(「冗長化する」って言い方します)
まして、数十万台と出荷されている家庭用機器が故障ゼロとかありえないんじゃないかな、と。
(実際、「乾燥機付き洗濯機」で出火の危険性をともなうリコールを起こしていない)
また、そういう機器を使うという選択をした自分たちも責任がゼロというわけではないんじゃないかな、と。
だからといって、じゃあ壊れて良いのか(ましてや燃えて良いのか)というとやっぱり違うので、そこで期待するのはアフターケアなんです。
で、今回はそのアフターケアが非常に良かった。
ということで、私個人的にこのメーカーに肯定的になっているというワケなのです。
とはいえ。
今回はケガ人とか出なかったのでそんなことが言えてます。
家族に被害者が出ていたらもっと強硬な態度に出ざるを得なかったと思ってもいます。
そしたらメーカー側も自分たちもお互い疲弊して、笑っていられなくなっていたでしょう。
そう言う意味では、ヨメは家族だけでなく、いろんな人を救ったということになります。エラい!