洗濯機が燃えました。続き。

 前のエントリーの続きです。
 
 ちょっと長いので、サブタイトル付けます。
 

1・まずはメーカーに連絡する。

 
 鎮火して、ヨメが寝てしまった後も、朝まで起きていた石之介ですが、その間この焼けた機種について調べていました。
 
 どうやら、この機種は30万台弱出荷されていて、これまでも4件ほどの出火事故を起こしている、ということが分かりました。
 
 ウチで5件目だとすると、6万分の1の確率です。 
 0.0017%です。ワーオ。
 言い換えれば、99.9983%の確率で安全(?)なハズです。
(ちなみに今後1年間で、私が交通事故で死ぬ確率は、ざっと計算すると1万5000分の1くらい(1万人÷1億5千万人)なので、それよりずっと確率が低いです。
 皆様におかれましても、洗濯機より自動車にお気をつけて頂くようお願い致します。なんて。)

 そんなまさかのアクシデントが自分の身に降り掛かるなんて想定しながら生活してないですよね。
 
 てことで、とりあえず鎮火したはいいけど、この後どうすりゃいいんだ?という状態でした。
 
 とりあえず朝になったら、メーカーのトラブル対応窓口にまず連絡しよう、ということにしました。
 
 で、朝が来ました。
 こうなったら『エーイ!会社休んじゃえ!』ということで、業務調整して有給取得です。
 
 この日は、残念ながら、頼りになるヨメが娘の検診で昼までいません。
 だから石之介がひとりで連絡するしかありません。不安だわ。
 
 
 変なクレーマーだと思われたらどうしよう、という余計な心配をしながらコール。
 
 すぐにオペレータの女性が出ました。
「あのー、◯◯という洗濯機を使っていたのですが」
「はい」(←感じが良い声)
「昨晩、出火したんですけど、どうしたら良いでしょうか」
 どうしたら良いでしょうか、って言われても困るよね、と心の中で自分ツッコミを入れていると、少しの沈黙の後、
「大変申し訳ありません! 上司に代わりますので少々お待ち下さい!」という返答。
 明らかにアワワワ、な空気を出しながらも、言葉は乱れてませんでした。プロだ。
 変なクレーマーだとは思われなかった様子ですね。
 
 しばらく後、立場のありそうな人が出て『すぐに人を行かせます』ということになりました。
 
 

2・すぐにメーカーの人たちが来る。

 
 で、最初の電話から2時間も経たないうちに、メーカーの人がウチにやってきました。
 このあたりの地域を担当している事業所の所長さんと技術者の方々です。
(正確にはメーカーのアフターサービスを請け負っている関連会社のようです)
 早い! そりゃそうか。こんな事態、あんまりないもんね。
 
 現場の調査をまず行った後、ウチのマンションの管理人や修理業者やらたくさんの人たちがウチの洗面所に集合して、今後の対応策などを話し合っていました。
 
 とりあえず、この季節に子供がいる家庭で洗濯できないのは厳しいので、その日のうちに新しい洗濯機を持って来てもらうことに。
 溶けた洗濯パンは、手配してから搬入されるまで少し時間がかかるため、ひとまず補修して使います。
 焦げた床や壁紙などは、パンを交換する時にいっぺんに換えてしまう、ということでこれもパンの搬入待ちです。
 
 とりあえずの方向性が決まったところで、一旦現場検証は完了です。
 新しい洗濯機を持って来てもらうまでに少し時間が空いてしまいました。
 
 その時、ヨメが「おいしいコーヒーが飲みたい!」と叫びだしました。
(ヨメはストレスが溜まると、スタバとかタリーズとかにたまらなく行きたくなるという特殊能力の持ち主なのです)
 一番近いスタバがあるカルフールに行って、フラペチーノで一息です。
 
 

3・新しい洗濯機が来た。

 
 一息ついた後、新しい洗濯機を早速設置してもらったのですが、ちょっとした問題が発生です。
 
 新しい洗濯機は、焼けた洗濯機より少し大きいようで、洗濯機の横にある扉が引っかかって開閉できない(開けっ放し)、という状況になってしまいました。
 
「案を考えて来ますので、時間を下さい」とメーカーの方。
 
 どうせパンを換える時に配置し直すし、この場ではこれ以上どうにもならなそうだし、このドアは閉まらなくてもとりあえず困らないし、ってなワケで承諾しました。
 
「今後のことは、また連絡します」とメーカーの方々は去っていきました。
 
 
 ってなワケで、色々バタバタしましたが、「洗濯が出来る」というところまでは、とりあえず復旧です。
 
 不謹慎かもしれませんが、ヨメと二人して新しい洗濯機にワクワクしながら、さっそく洗濯をしてみましたよ。
 
 前のより、早いし、かなり静か!
 そう思うとやっぱり前の機種は出来がよろしくなかったのかな※、とか思います。
 
 ※ちなみに私の父は、クリーニング店を40年ほど営んでいるほど、根っからの洗濯野郎です。
 以前、ウチに来た時にその洗濯機をジロジロ見ていたのですが、
 今回のことを話すと「お前たちが気分悪くすると思って言わなかったけど、あの洗濯機、作りがあんまり良くなかった。出火するとは思わなかったけど」と。
 回転がどうとか言ってましたが、ちょっとよく分かりませんでした。
 それにしても、洗濯屋の息子の洗濯機が燃える、っていうのは、なかなかファンタジックな出来事ですよね。
 
 
 今後、何をどうすればいいのかわかりませんが、ひとまず工事が終わるまでは様子を見たいと思います。
 

洗濯機が燃えました。続き。” への7件のフィードバック

  1. いや〜大変だったね。
    自分も以前、電気ストーブで布団が燃えたことがあります。
    (寝ている時に足下が燃えていた…)
    そんな経験があるので心中お察しします。

    ジョジョ風にいうと
    ニッポンの技術力はァァァ世界一ィィィイィィィ だと思うんですがね。
    ともあれ、怪我が無くてよかったね。

  2. >寝ている時に足下が燃えていた…
    それはかなりのピンチっぷりですね。
    無事で何よりです。

    >ニッポンの技術力はァァァ世界一ィィィイィィィ
    事故後の対応力は世界一ィィィだと思いましたよ。

    技術力はドイツの方が世界一ィィィだったりして。
    シュトロハイムッ!

  3. ウチの子も壊れてしまいました。
    メンテナンスを呼び、チェックをしてもらうと、
    ブロアモーター配線のショート。
    以前リコールのときに、
    処置をしていた関係で炎上にはなりませんでした。
    とのことでした。

    あわや、同じ体験をする感じで、
    正直怯えております。

    この型のトラブルは多いらしいです。
    可動するドラムの左右に配線があり、
    負荷がかかりやすいそうです。

    そんなこんなで、この型が淘汰されたのでしょうか?
    次の型の機種は部品の数も減り、
    シンプルな内容のようです。

    作業員の方曰く、
    乾燥機付きというのはいろいろ難しいらしいです。
    それではまた。。。

  4. >はるさん
    何事も無くてホントよかったですね!
    ウチも配線まわりだったですし。

    >可動するドラムの左右に配線があり、
    >負荷がかかりやすいそうです。
    なるほど。
    確かに最近は前後に回る型は見ないですね。

    せっかくなので、海外のメーカーの乾燥機付きを調べてみたら、
    ミーレでもエレクトロラックスでも、やっぱり出火の危険性がある機種があるみたいです。

    難しいんですね、乾燥機付きは。

  5. >はるさん

    あ、あと、修理で直ったんですか?
    買い替えたりしました?

  6. ウチはいまのところ150ですが、
    最終的に4000にしてくれるそうです。

    150でもだいぶ快適ですよ。
    前よりは静かだし、早いし、においもないです。

    やっぱり出たてのものには手を出さないほうが良いんですかね。

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