正確な時期は忘れてしまったのですが、長年愛用していたデジカメ（canonのIXYという機種）を釣り堀に落としてしまう！という事件が起きました。（１ヶ月半くらい前かな？）

釣った魚を息子に持たせたイイ写真を撮ろうとした瞬間手からデジカメがポロリと落ち、ボールでもそうはいかないだろうという猛烈な勢いでゴロゴロと転がって、お堀の中に消えて行きました。
いま思い出しても、まあ転がってましたね。
もし狙って転がしても、あんなに転がすことはまあ不可能だよね。
女神が出てきて「あなたが落としたのはこのデジカメですか」みたいな奇跡ももちろん起きないよね。

で当然落ち込んで帰宅したのですが、そこはそれ、ピンチはチャンスということでヨメに相談。

『新しいデジカメ欲しい』
『アレ、売ったら買っていいよアレ。デカいカメラ』

との返答。

デカいカメラ…。

デカいカメラとは。
石之介は10年程前に銀塩カメラ（フィルムのカメラ）にドハマりしておりまして、色んなカメラとレンズを買い漁っていたという過去を持つのですが、その時に買った最も高価なカメラが中判カメラの『mamiya7』というカメラ。

▲デカいカメラmamiya7。デカさがわかる写真がなくて残念ですが、間違いなくデカいです。

でもフィルム代・現像代がけっこう高いので、なんだかんだいって使わないまま、数年間死蔵されておりました。
※フィルムもデカい。

愛着がないわけではないけど、まあ使うアテもないし、じゃ売るか！つーことで、カメラにドハマりしてた頃、大変お世話になったフジヤカメラのHPを覗いてみる。

すると、mamiya7（とレンズ）は美品なら4〜5万くらいで売れるということが判明！

これなら新品のデジカメ買えるなーなんて、思いながら引き続きフジヤカメラのHPを覗いていると、近頃は一眼デジカメでも型落ちの中古ならかなり安く買えるみたい！ワーオ。
石之介の知識は少し古いので一眼デジカメなんて言ったら、20万くらいするもんかと思ってた。
それが2年落ちくらいで3-4万くらいで買えるなんて！
知らんかったー。時代は変わったんだなーっと。

ウチにはPENTAXのレンズが数本あるので、PENTAXの一眼デジカメを買えば、

mamiya7とかPENTAXのレンズ　→死蔵
が
PENTAXのデジカメ+PENTAXのレンズ　→大活躍！

に早変わり！
錬金術だ！　これぞ錬金術やで〜！

この内容をヨメに伝えると「なんでCANONとかNikonじゃないのか」の説明を求められるも、なんとか承認を得ました。

で、本日。
二人して会社を休んで（最近働き過ぎだったから代休！）中野のフジヤカメラへ。

ホントにそんな値段で売れるのかドキドキしながら査定を頼むと、4万弱の値が。やったね！

ということで一眼デジカメ、買えます！

PENTAXの一眼デジカメの中から「k-x」をチョイス！　3万円なり。
え？　いいの？　3万円で。

▲こんなの。レンズはなしだよ！

で調子に乗って、小さいのも欲しいよね、なんつって店内をウロウロしているとヨメが「これ、どうなの？カワイイ」と指差したのがコレ。

リコーのR8。

▲ちいさくて、全体的にフラットなデザイン。確かにカワイイ。
これが1万円強。
2年落ちだけど、5年も前のものを使ってた自分としては十分に新しい。

買うか。勢いで買っちゃうのか。
でも、ちょっと足が出ちゃうな。

なんて思ってんですが、フジヤカメラは売ってそのお金で別のカメラを買うと、売るカメラの査定額を10％アップしてくれる、というシステムがあって、さらにポイントカードにポイントがついたりなんかして、そのへんをまあうまくゴニョゴニョやると、なんとちょうどトントンくらいに収まる！

えーい買ってしまえ！

ということで、PENTAX K-xとリコー R8がmamiya7と物々交換されて、我が家にやってきたのです。

早速、よーし、パパ撮っちゃうぞ、なんつって我がレンズコレクションの中のエース・PENTAX　50mm F1.4レンズを装着させ、試し撮り。

やはり明るいレンズは良い。夜の室内でもこのボカシ。
汚部屋がバレない！

ううー、ほかのレンズも試したい！　週末は外に行って撮りまくろうっと。