通勤電車で『週刊少年ジャンプ』を読んでいるサラリーマンはカッコ悪い、ともっぱらの評判です。
マンガ好きのひとでさえ、たいてい「カッコ悪い」と評します。
で、私はモロにそのサラリーマンの一人なのであります。
でも今後も私は通勤電車で『週刊少年ジャンプ』を読むのを止めるつもりは毛頭ありませぬ。ありませぬ。
では今日は「なぜ通勤電車で『週刊少年ジャンプ』を読むのか」の言い訳をしたいと思います。
今の仕事については、なんだかんだで気に入っていて、今いる会社もなんだかんだで気に入っています。
なので、仕事にそこまでストレスを感じてはいない(はず)のです。
でも、月曜日の朝はなぜかやっぱり憂鬱になっちゃいます。
家族の時間⇒仕事の時間、に切り替わるのがイヤなんだと思います。
(実際、土日にも仕事が入っている場合は、「月曜日の憂鬱」を感じることはありません)
特に通勤電車の時間が最もモヤ~んとなってしまう瞬間なのです。
※日曜の夕方に憂鬱になるという『サザエさん症候群』みたいなものです。
会社に着いちゃえば、たちどころにやる気が出てくるので、問題は通勤電車のモヤ~んをいかに解消するか、ということになります。
通勤時間の1時間だけです。
で、その憂鬱を忘れるために、これまで色々なことをしたり、考えたりしました。
・音楽を聴く(iPodとかで)
これはかなり良いのですが、数年ほど前から、「人がいるところで耳がふさがっている状態」になるのが急にダメになっちゃったんです。
音楽を聴いていると、後方の気配を感じにくくなりますよね? それがとても怖いんですよ。
だからこれは出来ないです。
・携帯型ゲーム機(PSPとかDSとか)
持ってないんです(泣)。
・仕事に関連する資料を読む、仕事のことを考える
仕事が始まっちゃえば憂鬱な気分がふっとぶなら、仕事を前倒しにして電車で始めちゃうという方法。
これはダメです。日曜の夜が憂鬱になるだけです。
あと、最近はコンプライアンスだ何だとうるさいので、電車で仕事の資料は出せないっス。
・ビジネス書とかを読む
自己啓発的な本を読むのは確かに瞬間的にやる気があがったりするので、20代半ばのころはアホみたいに読んでましたが、あの手の本は同じことばっかり書いてあるんで飽きちゃいました。
個人的には通勤電車で読むものとしては『週刊少年ジャンプ』とカッコ悪さはそんなに変わらないと思うんですよねーっと。
・小説や技術的な本を読む
火~金はたいていコレです。
でも、月曜日は他のことがしたいということで。
・週刊少年ジャンプ
軽い気持ちで読み始められて、現実を忘れられる。
そして、すぐに読み終わるし、安いので読み捨てが出来る。
ということで、やっぱり今のところ月曜日は『週刊少年ジャンプ』がベストであるなー、という結論です。
ちょっとしたわかりやすい現実逃避が月曜の朝にはピッタリなんです。
寝起きにスタミナたっぷりの焼肉が食べられないのと一緒です。
余談ですが、ちょっと前、永田町駅の近くのお客さんのところに通っていた頃があったのですが、もちろんジャンプ読んでました。
その頃は、電車に乗っている人たちに向かって「もしかしてオレは麻生総理の下、「国立メディア芸術総合センター(仮称)」の設立に関わっているので、朝っぱらからジャンプを読んでマンガというメディアの近況を把握する役割を担っているのかもしれないのだぜ」という光線を発していました。
違うけどね!
▲黄猿。海軍の中で一番好き。