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父と息子の物語

人はなぜかそれぞれ「こういうタイプの話にグッときちゃう」みたいのありますよね。

例えば「恋人の話だと泣いちゃう」だとか、「ペットと飼い主の話にはどうしても感動してしまう」だとか。

石之介の場合は、昔から「父と息子の話」系にすごく弱くて、そういう映画やらマンガやら読んだ日には、たいてい目から汗があふれてしまいます。

そして、実際に自分が息子を持ってからというものその傾向がさらに強くなってきてしまいました。

そんな近頃で、最も心に刺さってくるシチュエーションは「息子による父親越え」です。

目線は父親側。

つまり「息子に超えられたい」と石之介は強く思っているようなのです。

最近の例で言うと、『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールドエンド』のラスト。

父を救った息子のウィル・ターナーと、父のビル・ターナーが交わす会話で

ウィル(息子)「かじ取りを頼む、ターナー君」

ビル(父親)「はい、キャプテン・ターナー」

っていうやり取りがあるんですが、コレがたまらなくて。

「ああーオレもいつか息子に命令されてー」って心底思うワケなのです!

で、この心情をやりすぎなくらい表現しているのが、ここ最近の『範馬刃牙』だったりするわけです。

最近出た29巻では、主人公の父親であり世界最強である「範馬勇次郎」が、「せがれに手も足も出ないで負ける夢を見る」的なことを語るのです。

「せがれに恋しているようだ」とも。

わかるわー。

オレもいっつも息子のこと考えてるし、早く息子に腕力で負けたいとも思ってる。

なんでしょうね、この気持ちは。

他のお父さんがたはどうなんでしょう。

今度、聞いて回ろうっと。

変な人だと思われないかな。

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2011年GW@青森3 〜山菜狩りと帰宅〜

さて、無事に親類の結婚式も終わり、昨年亡くなった祖父のお墓参りも済ませ、ついに千葉へ帰る日になってしまいました。
さみしいな(泣)。

高速道路が混むかもしれないから早めに出発しようなんて準備しつつ朝ご飯。

おかずとして出された山菜はウチの周りで採るんだよ、なんて話をしていたら、これまで「跡取りのヨメ」としてしおらしくしていたウチのヨメが急にテンション上げだして、

「山菜採りに行きたい!」

と言い出しました。

ということで急きょ、祖母とヨメがふたりで山菜採りに行ってしまいました。

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▲ヨメと祖母。仲良さそうにしてて、すごくうれしい。

始めは山の下で待っていたのですが、なかなか下りてこないので追いかけてみました。

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▲コゴミを採ります。ヨメが言うにはこのナイフはすごく切れ味が良かったって。
 ばあちゃんが研いでたのかな。
 研いでるシーンを想像するとちょっと面白い。

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▲娘に切らせてみているところ。
 コゴミ、入刀 。

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▲サクという山菜らしいです。なんかみずみずしくてカリっとそのまま食べられる。
 昔、父はこれが好きでおやつ感覚で食べてたらしい。
 ヨメは柑橘系の味がするとの談。

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▲山奥へガンガン進む祖母(85)。
「山は面白い」とヨメに語っていたそう。

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▲フル装備の祖母。
 ちまたにあふれるエセ山ガールとは一線を画すぜ。

コゴミの他、たらの芽やらミズやら色々採りました。

そして、別れのとき。
息子は帰りたくない、と号泣。
オレも帰りたくないんだぜ。

そういえば映画にもなって今話題の「わさお」のいるお店もウチから近いので、ちょと覗いてみましたがわさおはいませんでした。

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▲わさおの家はネコに占領されてたよ。

帰り際、五所川原の親類の家に顔を出すことに。

このあたりは津軽平野の田園風景が広がるので、また違った景色。

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▲津軽平野の向うに岩木山。雄大だわ。

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▲別の角度から。
 ♪つがるーへいやにーゆきふーるころはよー。

この後、行きと同様みんなで運転を交代しながら帰りました。

東京に着いたら普段より都会に感じたよ!

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2011年GW@青森2 〜山の中の実家〜

さて、深浦町にある実家に到着です。

海岸線から山側に数km進んだ先に実家はあります。

東は岩木山(津軽富士)、南は白神山地(世界遺産)、西と北は日本海、というそれはもう圧倒的な大自然の中にあります。

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▲山しかないよ。

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▲実家の目の前の川です。
 人工物がひとつも目に入らない。

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▲当然のごとく釣りします。鮎とか釣れるらしい。

ちなみにウチの父は若い頃に東京に出てきてそのまま東京に住み着いてますが、長男なので最終的にはココに帰ってくるつもりらしい。
その次はオレなのかな。  

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▲ウチの田んぼ。誰も耕してないから荒れ地のまま。

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▲田んぼの横を通る用水路。

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▲この山の上にもウチの畑があるらしいんだけど、作業が大変ということで
 何十年も手が入ってないっぽい。
 今や獣道すらないらしいです。

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▲この先を行くと山の上の畑に行くらしいです。
 進む勇気はないぜ。

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▲ウチの前にある街灯。(横の小屋は物置です)

この街灯以外まったく灯りがないので、夜になると驚くほど真っ暗です。
写真を撮ることさえ出来ないほど真っ暗。

だから星がすごく見えるんですよね。
一時間くらい空を見てると5個くらい流れ星を見つけることができるよ!

あと動物もたくさんいるみたい。
今回はタヌキしか見なかったけど、冬の方が色んな動物(カモシカとか猿の軍団とか。熊も!?)が見れるんだって。
山に食料がなくなって下りてくるから。

そして、家の中ではある虫が異常に発生します。

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▲カメムシです。

コイツがそれはもう大量発生します。

変につぶすとすごく臭いニオイを発するので、ガムテープで挟んで捨てるか、油の入った容器に捨てるかして駆除します。最終的には首筋にたかられたりしても気にならなくなりますが、臭いのだけは慣れない。

息子と娘はカメムシ退治をすごく楽しんでたなー。

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2011年GW@青森1 〜弘前さくらまつり〜

父方の故郷・青森に行ってきました。
親類の結婚式に参加するためです。

移動は自動車。
行きは5/3夜に出発で、眠気に耐えながらの移動になるので、石之介・嫁・父の三交代で運転することにしました。

渋滞に一度も捕まらないという運の良さを見せつつも9時間ほど掛かり、5/4の朝8時ごろに弘前に到着です

諸々の事情からあまり長期滞在は出来ないのですが、せっかく青森まで来たのでこの日は弘前を少しだけ観光することに。

ちょうど弘前公園で「弘前さくらまつり」が開催されていまして、しかも桜は満開。
絶好のタイミングのようでした。
関東ではすっかり桜は散ってますが、こんなにも気候って違うもんなんだな、と再認識。

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▲道路沿いに並ぶ桜。満開。

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▲弘前城のお堀。

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▲弘前公園内。二色の桜の通り道。

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▲おじいちゃん(父)と娘のデート。肌寒いのでジャンバー着てます。

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▲日本最大のソメイヨシノなんだって。確かに太かった。

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▲弘前城。しだれ桜も良いねー。

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▲なぞの黒い食べ物。
正体は公園内の屋台で買ったコンニャクです。
見た目とは裏腹に味はけっこう薄目。

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▲全部リンゴジュースの自販機。

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▲こっちもリンゴジュースしかない!

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▲アイスを食す娘。
このアイス、青森ではおなじみの屋台で売ってる100円のアイスです。
ちょっとシャーベットみたいな感じ。
関東では見ないんだよなー。

すっかり堪能しました。

この後は、鯵ヶ沢街道を通って深浦にある実家に移動ですよ。

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幼なじみの結婚式

4月29日、英国ロイヤルウェディングで 世の中が沸いていた頃、石之介は別のウェディングに参加しておりました。

幼なじみの結婚式です。

彼とは3才のころ保育園で出会って以来の親友で、もはや兄弟のような存在。

ここ数年はお互いに仕事が忙しく交流も途絶えていましたので、新婦さんとはこの日に初対面。

想像していた以上に良い人そう!

初対面にも関わらず、石之介含む学生の時の新郎友人のフルネームを新婦さんが覚えていたのはビックリ。
なんとなく『ちゃんと愛されているんだなー』と実感した瞬間でありました。

新婦さんのご両親やご友人を見ても、新婦さんは本当に善良な人たちに囲まれて育ってきたんだな、と分かります。

かく言う親友もとても幸せそう。 良かった。
お父ちゃん安心したよ。

結婚式を通して親友との思い出も蘇ってきたなー。
小学生の頃自転車で奥多摩大冒険した思い出とかね。
20才のころ米軍基地で漫才したこととかね。

とはいえ、社内結婚ということで新郎新婦の同僚や上司が二人を盛り上げてましたので、色々と話したいことがありつつも割と遠巻きのポジションをキープしちゃってました。

落ち着いたらまた改めてご飯でも食べに行こうっと。

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禍福は糾える縄の如し

今年に入ってから、時間的にやや忙しく質的に大変忙しい、というような状況が続いていたのですが、本日はかなり早めに帰宅出来ました。

というのも、今やってる仕事のPM(プロジェクトマネージャー)にお子さんが生まれたからです。
それはめでたい、すぐ病院に行け、ということで早めの解散となったワケです。

自分の一人目の子どもが生まれた時を思い出しつつ、帰宅していると、不意に姉からメールが。
ウチの両親ともどもお世話になった方が亡くなったとの連絡。

慶事と弔事ってなぜか重なるよな、と思っていると、今度は幼馴染から数年ぶりに電話が。

「来月結婚するから結婚式来てね」

いや、ホントに重なるな。

こういう時ってなんと言うか身が引き締まるというか、ちゃんと生きなきゃな、という気分になります。

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2011年 仕事以外での目標

 さて、仕事上の目標を書いたところで、仕事以外での今年の目標について。

 この時期、達成出来ない目標をつい掲げがちですが、今年ももちろん掲げますよ。
 ええ、掲げますとも。

●ダイエット
 いやー、正直もう言い飽きたよね。
 ヨメも聞き飽きてると思う。
 でも、言います。
 今年こそ ダイエットします。
 年末までに6キロ落とします。
 いや、ホントそろそろ意識的に健康を追求して行かないとならないと感じてるんです。
 なぜ、6キロかというと2ヶ月に1キロずつくらいのペースがいいかな、なんて。  

●英語
 去年の今頃は燃えてましたが、中だるみしてそのまま本当にダルんでしまったので再開!
 今年中にTOEIC900点越え!
 えっ、今? 今は600点だよ?
 おじさん、何かおかしいこと言ってるかい?

●家族
 キャンプにたくさん行く。
 息子を野生児に育てたいので。

●地域活動
 地域のごみ拾い活動に参加する
 幕張の海をキレイにするのだ。

 自分の意志が弱いのはわかっているので、恥ずかしながら敢えて目標をさらしてみました。

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2011年仕事上の(希望的)目標。

会社を作ってから3ヶ月ほど経ちました。

まだ結果として表には出てないけど、経験や気持ち的な面では
作ってみてよかったと今のところ言えます。

とはいえ、このままだったらただの妄想と何ら変わることがないので
やはりサービスを生み出して、さらにそれでお金を頂きたい。

つい先日まで「ゆっくりやって行けばいいか」とか思っていたんですが、ここ数日モヤモヤしてます。
もっとドップリと浸かりたいんです、おそらく。

なので。
今年の目標は「今年中に独立する」(=サラリーマンを辞める)にします。
かなり難しい目標だとは思います。

もちろん家族がいるので収入の見込みがないのにサラリーマンを辞めるというような無茶なことはしません。
なので、独立すると言っても周りが反対しないような状況まで持っていく、というのがリアルなところでしょうか。

今、必要なのは何と言っても時間。
現在の状況で使える時間はスキマ時間なども含めて一日2時間程度だと思います。
週末も何だかんだいって4時間程度でしょうか。

一週間で合計で18時間ほど。
一年で900時間。

そこまでやって全くお金が稼げないようなら
何かが決定的に足りないんだろう。

または「やらなかったか」だな。

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あけましておめでとうございます。2011年。

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 あけましておめでとうございます。

 元日から息子が高熱を出してしまったため、寝正月が決定した石之介です。
 はからずも時間が出来ましたので今年の抱負などを語らせて頂きます。

 昨年は『自分のフィールドを深く掘る!』などと、今思うとピンと来ないコトを言っておりました。
  2011年はもう少し生意気な抱負を掲げます。

 今年の抱負は『自分の判断で生きる』です。

 これはエゴなんですが、オレはオレの望むように生きていきたいんだ、っつーことです。
 ラクしたい訳じゃない。むしろ苦労したい。でもそれは自分が覚悟して引き受けたものであって欲しい。
 そんな感じです。

 そのための準備は昨年から行ってきたつもりです。

 とはいえ、すぐには結果は出ないと思いますんで、しつこくやっていきます。
 今年は勝負の年だと決めているので、もうホント泥沼の戦いをするつもりです。

 そう言う意味では『自分の判断で生きる(ことが出来るように頑張り続ける)』ってのが真の抱負になるでしょうか。

 先はまったく見えないけど、やるしかないぜ。

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チャレンジ精神は、時に自滅を招く。

 昨日、七五三に行く前に、実は隠されたひとつの闘いが繰り広げられていました。
 その闘いについて語りたいと思います。
 
 お昼、何かドリンクを飲もうなんて冷蔵庫をあさっていると、
「ずっと飲み忘れてた牛乳があるんだよねー」
 と、ヨメ。
 
 探すと、500mlの牛乳。
 裏には消費期限2010年11月16日の文字が。
 3週間経っている……。忘れ過ぎだろ……。
 
 通常であれば廃棄、が正しい判断でありましょうが、わたくし石之介、胃腸の強さには少し自信があります。
 
  もしかして、イケるんじゃないか。
  オレの腹ならコイツに勝つことが出来るんじゃないか。 

 
 そんなチャレンジングな妄想が頭をよぎります。
 
  止めておけ。これから七五三があるんだろう。

 と思いつつも、どこかの漢(おとこ)が言ったであろう言葉が頭をよぎる。
 
  迷ったらやれ!
 
 よし!
 飲むか!
 
 ということで、開封。
 匂いを嗅ぐと古い雰囲気を出しつつも、臭みはない。
 これならイケる! 
 
 その後、その牛乳でオシャレにも牛乳100%のカフェオレをいれて、優雅にドリンク。
 
 すると、すぐに体調に異変が。
 お腹がおかしくなる、と思いきや、その前に全身に倦怠感が。
 もう座ってすらいられない。
 
 そのままベッドで仮眠。(というより気付いたら眠ってた)
 
 おそらく30分くらい寝ていた感覚のあと、ストレートな腹痛が。
 そのままトイレに住民登録したのでした。
 
 いやー、やらかしました。
 やっぱり人は自信がある部分で大失敗するもんなんですね。
 格言でもそういうのあるじゃないですか。えーと、あのー、思い出せないですけど。
 変なファイト出さなきゃ良かった。
 
 その後、ヨメに「今日は七五三やめとく?」と言われたのですが、30分強ほどトイレにこもってたらだいぶ良くなったので七五三は決行したのでした。
 
 余談ですが、案の定、稲毛浅間神社でもお腹が痛くなったので、トイレ(控え室のとなりにあった)を借りたのですが、ビックリ!
 トイレがすごくキレイ!
 公的な場所であれだけキレイなトイレってのものなかなかお目にかかれないと思います。
 うーむ。信仰心が少し上がったなー。
 きっかけはちょっとアレですが。