数学を、同僚におしえてもらうでござるよの巻。

 今年最初のエントリでも言っていますが、今年の目標『自分のフィールドを深く掘る!』です。

 
 これは、エンジニアとしてコンピュータサイエンスをちゃんと勉強しよう、ということも含んでます。

 社内ではすでに中堅どころとして位置していながら、なんで今さら勉強!?という感がありますが、これを部活に例えるならば、ろくに練習せずに地区大会はなんとか勝ち抜いたけど県大会で戦うためには実力が足りないので、じゃまず筋トレから始めよう、みたいな感じです。
 
 ※最近、英語を必死にやってるのもその一環です。
  この分野において、英語でと日本語での情報は量・質とも圧倒的だからです。
  コルド大王に対するトランクスくらい圧倒的です。
 
 ちなみに、日本のシステム会社では「エンジニアは技術を持っていなくても良い。持っている人に頼む方法さえ知っていれば良い」みたいな考えが支配的。
 ですので、自分みたいな「そろそろ管理職の能力も身につけた方がいいよ」などと言われる年齢に差し掛かった人間が今さら技術を深めようとすると、けっこうバカにされます。
 だからといって「オレはそんな風潮には流されないぜ!」と声高に叫ぶ程の気概はないので、基本的にコッソリやってます。
 
 そして肝心のコンピュータサイエンスですが、勉強を進めて行くとやはり数学知識が不可欠に。
 
 体系的にゼロから数学を学ぶ必要性を感じておりました。
 とはいえ、方法がわかりません。
 
 
 で、本日の話。
 同僚の営業さんと大手町のお客さんのところへ行き、打ち合わせ等を無事終え、その後スターバックスで少し休憩。
 
 雑談の中で、お互いのこどもの教育の話などをしてるうちに受験の話に。
 話の中で、その営業さんは東京理科大を卒業し、その後は数学担当の塾講師として働いていた、ということがわかりました。
 
 おお。
 数学の勉強の仕方を聞くのにこれほどぴったりの人が近くにいたとは。
 ただのエロい人だと思ってた。すんません。
 
 こんな機会はそんなにないぞ、ということで切り出します。
「実は最近かくかくしかじかで数学を学びたいんですよ。でも方法がわからなくて」
「じゃ、大学受験の教科書が良いですよ」
 
 なるほど。
 受験しないけど、受験勉強するっていう方法があったか。
 その発想はなかったぜ。
 
 受験用の教科書や問題集は「理解させよう」というサービス精神が旺盛なので、独習者にオススメだとのこと。
 なるほどね〜。

 さらに
「せっかくなんで今から本屋さんに行きましょうよ」
 ということでオススメ本をチョイスしてくれることになりました。
 
 で、色々教えてくれた中で、これを購入。
 
 
 ▲うむ〜。楽しみ〜。
 
 しかもその後
「まじで数学は面白いですよ。解けるようになると××が××ですよ。さらに▲▲が▲▲ですよ」
 と、とてもここでは書き表せない卑猥な表現で、数学の面白さを伝えてくれました。

「ただのエロい人かと思っててすみません。変態だったんですね」
 と感謝の意を表したら
「いやー、ホントそうです」
 とカレは照れ笑い。
 本物だ、この人。

 おかげで、ひとまず勉強の方向性が決まったので、あとはやるだけ。あとはやるだけだ!
 
 
 それにしても、超理系のカレが営業で、文学部出身のワタクシがエンジニアをやっているところに、現在の日本の弱体化の一端が見てとれますよね。
(とはいえ、文系理系という分け方そのものが日本を立ち後れさせている、という意見には同意です)

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